旅行好き陸マイラーの記録

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目的別!ポイントをマイルに変えるルートの決め方

いろいろなポイントサイトで貯めたポイントはどのように利用していますか。私は、クレジットカードのポイントなどはマイルに交換して、旅行代金の代わりとして使うことが多いです。国内旅行はほとんど特典航空券か ANAいっしょにマイル割 を利用しているので、普通に人数分の航空券を買って旅行に出かけた事がほとんどありません。そして、旅行先のホテルやレンタカーも、いつも使っている会社であれば、ポイントが貯まっていますので、これまた割引で利用できます。さらにさらに、別記事で紹介している通りハピタス経由でこれらの予約をするので、また次の旅行に向けたポイントが貯まっていきます(笑)

各種ポイントを別のポイントに交換する時には、交換後の利用目的に合わせて交換ルートを決める事をオススメします。ルート次第でポイントの交換率を上げる事もできますし、はたまた急ぎであれば交換率は変わって少し落ちてしまいますが、すぐに多くのポイントを交換することができます。今回は、ANA のマイルに交換することとして、各種ルートの紹介をしていきます。

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効率良い交換が全てではない

たまに他の ANA マイラーさんのブログを拝見させていただいていますが、最大効率の交換ルートがよく紹介されていると思います。最大効率での交換は、私も基本的には賛成です。ただ、普段は最大効率でのポイント換算をするのですが、実際にマイルを使う段階になると「あれ、困ったな」ということがたまに起こってきます。私が 2 月に夏のヨーロッパ旅行の特典航空券を取得するときに、後 1 万マイル足りないという状況でした。効率重視で交換をしていけば 3 月には予約が出来たのでですが、残りの座席数と日程を変えられないので、速度重視のルートで翌日にはマイルへ交換して航空券を予約していました。効率ばかり気にしていて、肝心な航空券がなくなってしまった! なんてことにならない様にするため、ポイントの交換ルートはしっかり把握しておきましょう。

決め手は必要なマイルの量と時期

さて、みなさんはどうやってマイルを使いますか? 別にマイルに限った話ではなく、他のポイントでも良いです。来月に予定している帰省料金をマイルでまかなえたら、半年後の長期休暇で国内のどこかへ特典航空券で行ってみたい、一年後の海外旅行をマイルで行ってみたい、いつの日かビジネスクラスで世界一周をしたい。など、具体的な利用目的によって交換ルートは変わってきます。

効率重視のルート

マイルを利用するまでに今からある程度時間がある、または大量のマイルが必要な場合にはこちらのルートがオススメです。貯めた各種のポイントを時間をかけてマイルへ交換していきます。時間がかかる分、交換効率が上がってきます。

効率重視のルートはポイ探 でも探す事ができます。

推奨ルート

各種ポイントを Pex を経由して To Me card のメトロポイントに変えて、最後は ANA のマイルへ交換します。メトロポイントから ANA マイルへの毎月の交換上限が、18,000 マイル(= 20,000 メトロポイント) ですので、最大 216,000 マイルを年間で交換することができます。このルートであれば、ハピタスポイントは 1pt = 0.9 マイルで交換できるので、高効率なルートといえるでしょう。

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私が利用している、ハピタス、ポイントタウン、ちょっぴリッチの交換レートをまとめてみました。

交換元サイト 1 円換算のポイント 約 10,000 マイルに必要なポイント数
ハピタス 1 pt 12,000 pt
ポイントタウン 20 pt 220,000 pt
ちょっぴリッチ 2pt 24,000 pt

ちなみに、最近は .money が Pex の代わりの中継サイトとして注目されてきています。Pex ポイントを経由するところで手数料として数百ポイント取られてしまいますが、.money はサービスが始まったばかりのためか、ほとんどが手数料なしで交換できるようになっています。私が利用しているサイトだと、ハピタスしか .money へ交換ができないので、今のところ利用は見送っています。

また、VISA カードを利用している方であれば、ボーナスポイントが付いているかと思います。 VISA のサイトだと、ボーナスポイントは 1pt = 3 マイルで交換できるのですが、直接マイルへ交換するよりも、VISA ボーナスポイント -> G-Point -> メトロポイント -> ANA マイルと交換することで、1pt = 4.23 マイルまで交換効率が上がります。

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効率重視を選ぶ目安

それでは、どのような場合に効率重視のルートを選んだ方がよいでしょうか。時間とマイルの目安は次の通りです。

  • 国内線の場合: 出発日まで 6 ヶ月以上
  • 国際線の場合: 出発日まで 1 年以上
  • 必要なマイル数: 2 万マイル以上

国内線にしろ、国際線にしろ 1 シーズン以上先の予約をする場合には、効率重視のルートを選んだ方が良いです。正確には、良い というよりも 間に合わない という言い方が正しくなります。このあとに効率重視ルートの欠点も書きますが、Pex とメトロポイントを経由すると、マイルに交換するまで 2 ヶ月程度かかてしまいます。そのため、来月の旅行に使いたい!! といった使い方ができません。6 ヶ月後に利用したい場合には、今から最大ポイント数でメトロポイントからマイルへ交換したとすると、2 ヶ月後から 18,000 マイルが毎月追加されるので、もし元のポイントサイトでポイントをすでに持っているのであれば 18,000 (マイル/月) * 4 (ヶ月) = 72,000 マイルまでしか交換することができます。

「ゆっくりとマイルを貯めて、来年に利用しよう。」「来年以降からマイルで旅行に行こう。」と気長に待てる方は効率重視のルートがオススメです。

効率重視ルートの欠点

先に書いたとおり、ポイントの交換に別サイトを通す必要があるので、とにかく交換に時間がかかります。Pex -> メトロポイント で 1 ヶ月、メトロポイント -> ANAマイルで 1 ヶ月がかかるので、今から始めても最短で 2 ヶ月は必要になってしまいます。

また、国内線の特典航空券は 2 ヶ月前、国際線の特典航空券は 1 年前から予約ができます。ハイシーズンにチケットを確保しようとすると、「予約開始直後に座席を確保する」なんて技も必要になってきます。この場合、今から交換をしていっても航空券取得まで、必要なマイル数がなかなか間に合わないんですよね。もちろん、ハイシーズンでなければ、予約開始時の争奪戦をしなくても大丈夫ですが、やっぱり旅行直前までチケットが手に入らないというのはそわそわしてしまいますよ。

速度重視のルート

今すぐマイルを利用したいという方や、効率重視では交換に間に合わない! という場合はこちらのルートがオススメです。 ざっくり言うと交換に必要な日数は 2、3 日で交換完了しますが、効率重視のルートに比べて半分ぐらいの交換効率になってしまいます。 具体的には、ポイントタウンの場合 70,000 pt = 1,000 マイルになってしまいます。効率重視ルートだと 22pt/マイル で交換できていましたが、速度重視だと 70pt/マイルまで効率が悪くなってしまいます。

推奨ルート

ポイントサイトから直接 ANA マイルへ交換します。ルートというほどの事もないですね。

速度重視を選ぶ目安

速度重視を選ぶ目安は次の通りです。

  • 国内線の場合: 1、2 ヶ月後の飛行機代を安くしたい
  • 国際線の場合: 半年以内の海外旅行を安くしたい
  • 必要なマイル数: 効率重視ルートで必要マイル数を賄えない場合
  • 特例: 効率重視で交換しているが、特典航空券まであと数千マイルが足りない

効率重視で最大額を毎月貯めていったとしても、必要なマイル数が足りない場合には、速度重視のルートも併用することになります。

また、特例の場合を除いて、今すぐマイルを使いたい! という場合には速度重視ルートを選びます。この時には、特典航空券を取るだけのマイルが貯まっていないと思いますので、マイルをスカイコイン という航空券の支払いに利用できる ANA のポイントに交換して利用します。

速度重視のルートの欠点

交換効率が極端に悪くなってしまうのが欠点です。基本的には緊急手段だと思って覚えておくと良いでしょう。

ポイント交換ルートのまとめ

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いろいろと書きましたが、まとめると次の選び方で大丈夫です。

  • 半年以上先に利用する予定ならば効率重視ルート
  • 半年以内に利用するなら、速度重視ルート
  • 効率重視で貯めていっても足りなければ、不足分を速度重視ルートでまかなう

今回は、ポイントをマイルへ交換する時には、効率重視のルートと速度重視のルートがあることを紹介しました。基本的には、効率重視ルートがオススメなのですが、緊急事態の時には、速度重視も利用してしまって良いと思います。

なるべく毎月効率重視のルートでマイルに交換しておき、不足分などの緊急事態の時には、速度重視ルートを利用するといったルートの選び方がよいでしょう。

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