家族のマイルを合算して特典航空券をゲット! ! ファミリーマイルの使い方
みなさまマイルは順調に貯まっていますでしょうか? 陸マイラーでガッツリとマイルを貯めている方も、飛行機に乗りまくっている方も、クレジットカードのポイントで貯めている方もいらっしゃるかと思います。
せっかく貯まったマイルを使おうとしたら、「あと 1,000 マイル足りない!!」なんて事もあるのではないでしょうか。旅行好きとしては残念な限りなので、今回は自分ひとりのマイルだけでなく、家族のマイルを合わせて特典航空券を使って旅行へ行く方法を紹介します。
ファミリーマイルで家族のマイルをまとめる
ANA にはファミリーマイルという仕組みがあり、家族が貯めたマイルを合算して特典航空券の取得に利用できます。日本とニューヨークの特典航空券をビジネスクラスで 2 人分取ろうとすると、8.5万マイル/人 × 2 人 = 17 万マイルが必要になります。もし、私が 10 万マイルと配偶者の方が 8 万マイル持っていたとしたら、このままだと一人分のチケットしか手に入りませんが、合算すれば 18 万マイルで二人分の特典航空券が手に入ります。
クレジットカードの家族会員なら登録は簡単
家族が持っている ANA カードは、クレジットカードの家族会員です。という方も多いのではないでしょうか。もしそうであれば、ANA の web サイトから簡単に申し込みができます。家族会員の登録ページには次の手順で行けます。
- ANA の web サイトにログインして、マイメニューをクリック
2. ご家族の利用 → ANA カードファミリーマイルをクリック
クレジットカードの家族会員でなくても大丈夫
夫婦や親子で ANA カードは、クレジットカードの本会員として持っている方もいらっしゃるかと思います。ファミリーマイルで合算するには、クレジットカードの家族会員でなくても問題ありません。
ただ、この場合には家族であることを証明するために、住民票か健康保険証の写しを ANA まで送付しなければならずちょっと面倒かもしれません。とは言っても、一度登録するだけですので、時間をかけずに実施できます。
ファミリーマイルのプライム会員を決めておく
家族がそれぞれクレジットカードの本会員であった場合には、マイルをまとめる先のプライム会員を決める必要があります。ファミリーマイルではマイルのまとめ先の会員をプライム会員と呼び、それ以外の人を子会員と呼びます。
子会員になれるのは、プライム会員と生計を同一にする配偶者、同性パートナー及び一親等以内の家族となっています。「生計を同一にする」として、同一の家に住んでいる事が条件になっているので、その家に今後も済む予定の人がプライム会員になっていると良いかと思います。お子さんがプライム会員になった後、引っ越してしまうとプライム会員と生計を同一にできなくなってしまうためです。
ファミリーマイルの注意点
便利なファミリーマイルですが、いくつか注意点があります。
合算して使えるサービスに限りがある
ANA のマイルを利用する方法として、特典航空券以外にさまざまな方法があります。過去にこのブログで取り上げた内容だと、特典航空券よりもお得ないっしょにマイル割や、バニラエアの特典航空券などがあります。
ファミリーマイルで合算して利用できるサービスは、「ANA国内線特典航空券」、「ANA国際線特典航空券」、「ANA国際線アップグレード特典」、「提携航空会社特典航空券」、「ANA SKY コイン」の 5 種類のみです。 そのため、先程の記事で上げていた「いっしょにマイル割」と「バニラエアの特典航空券」には利用できないので、注意してください。
特典航空券の利用可能範囲との違う
ファミリーマイルでマイルを合算できる家族の範囲と、特典航空券を発券できる家族の範囲が違ってくるので注意が必要です。
- ファミリーマイルで合算できる範囲
2. 特典航空券を発券できる範囲
特典航空券を発券できる範囲の方が広いので、あまり問題がないのですが、ファミリーマイルで合算する場合には兄弟のマイルを合算することはできません。「ファミリーマイル」と名前をつけているだけあって、両親のどちらかがプライム会員になり家族での利用を想定しているためでしょうか。
まとめ
家族がそれぞれ貯めたマイルを合算して利用できるファミリーマイルについて紹介をしました。ファミリーマイルを使えば家族でマイルを貯めているけれど、家族分の特典航空券を取得するには、ちょっとマイルが足りないといった時に、まとめて特典航空券を取得できるようになります。
ファミリーマイル利用すれば、旅行好きとしては同じ回数の旅行を今まで以上にお得に行ける様になってきます。