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一円払ってマイル還元率 0.3 % アップと年会費 1,000 円以上割引の待遇! ANA VISA カードでマイ・ペイすリボのススメ

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陸マイラーとしてマイルを貯める上で、基本となるクレジットカード払いで貯めるマイル。 皆さんは貯めていますでしょうか。 どんなスポーツ選手も歴史上の偉人も「基本を忘れずに」と言っているように基本は大切です。陸マイラーの基本といったら、クレジットカードでのマイルの貯め方ではないでしょうか。

今回は ANA VISA カードでマイ・ペイすリボを使って、クレジットカードの獲得ポイントを 2 倍、マイルの還元率換算だと 0.3 % 増やす方法を紹介したいと思います。

マイ・ペイすリボとは?

マイ・ペイすリボは、三井住友 VISA カードが実施しているリボ払いのサービス名です。 リボ払いは、毎月のカードの支払い額を予め設定しておき、毎月の引き落とし日には設定した金額だけ引き落としされる支払い方法の事です。もし、カードの利用金額が設定した支払額を超えていたら、支払額の分だけその月は支払いをし、残りは翌月の支払いになります。

例えば、リボ払いの毎月の支払額を 「1 万円」に設定したとします。 今月の買い物が 8,000 円であれば、1 万円以下の支払額ですので翌月の支払い額は 8,000 円です。

同じリボ払いの設定で、もし今月 15,000円 の買い物をしたとします。 この場合、設定額の 1 万円を超えているので、翌月の支払額は設定した 1 万円だけになり、残りの 5,000 円の支払いは翌々月に持ち越されます。 この場合の支払額を図にすると図 1 のようなイメージです。

f:id:dokokahe_go:20170813165350j:plain 図1: マイ・ペイすリボの支払いイメージ

このよう毎月の支払額が一定になり、支出額が管理し易いというのがマイ・ペイすリボの特徴です。

リボ払いが危険と言われる理由

リボ払いですが、インターネットなどで調べると「危険」、「できるだけ使わない方が良い」といったブログや記事が多く出てきます。 リボ払いの説明で利用した図ですと、15,000 円を 2 回に分けて支払っています。

もし 35,000 円の買い物だったら 4 回に分けて支払うことになります。 普通の分割払いですと、大抵は手数料がかかりますよね? そうなんです、リボ払いを「使わない方がよい」というのはこの手数料の高さが原因なんです。

三井住友 VISA カードの場合は、リボ払いをした時の手数料が年率 15 % ほどかかってきます。 図 1 で紹介した支払いだと、翌々月に支払う 5,000 円に年率 15 % (月率 = 15 % ÷ 12 ヶ月 = 1.25 %) の手数料が追加でかかります。 合計すると 5,000 円 × 1.25 % = 5,062.5 円 の支払いが翌月には必要です。

もし毎月の支払額を 1 万円に設定して、35,000 の買い物をすると 4 ヶ月間での支払額合計は手数料も含めると 35,636 円となります。 35,000 円の買い物をした結果、636 円を手数料として余計に支払っている事になります。 手数料と残金の内訳は次の通りです。

支払額 (円) 内手数料 (円) 残金 (円)
一ヶ月目 10,000 0 25,000
二ヶ月目 10,000 375 15,375
二ヶ月目 10,000 192 5,567
二ヶ月目 5,636 69 0

今回はわかりやすくするために例として、二ヶ月目以降で新しく買い物をしていません。しかしながら、クレジットカードを普段から利用していると、毎月の利用金額が増える事になります。 この場合、いくら毎月の支払いが同じになるといっても、大変高い手数料を支払う必要がでてしまいます。 そのため、いろいろなブログやサイトでは「リボ払いは危険」といった事が書かれているのです。

マイ・ペイすリボで得られるメリット

「手数料が高い」と言われているマイ・ペイすリボですが、実はメリットがいくつかあります。 デメリットだけではなく、マイ・ペイすリボのメリットも紹介したいと思います。

手数料を 1 円でも払えばクレジットカードのポイント 2 倍!

三井住友 VISA/Master カードでは、リボ払いの手数料を支払った月は、獲得ポイントと同じポイント数のボーナスポイントを貰う事ができます。 10,000 円の支払いの場合、獲得ポイントの 10 ポイントに加えて 10 ボーナスポイントを貰う事ができます。

このボーナスポイントを貰うための条件はとても簡単で、マイ・ペイすリボの「手数料を支払った月」に獲得ポイントと同額のボーナスポイントを貰えます。 「手数料を支払った月に」というのがとても重要で、1 円でも手数料を支払うとボーナスポイントを貰う事ができます。

このボーナスポイントはマイルへ交換でき、交換レートは 1 ボーナスポイント = 3 マイルです。 クレジットカードで 1,000 円支払いをすると、10 マイル (1獲得ポイントを 10 マイルで交換) と 3 マイル (ボーナスポイントを交換) の合計 13 マイルを獲得できます。 つまり、クレジットカードで貯まるポイントをマイルに交換した場合、 1.3 % の還元率になり、マイ・ペイすリボを使わない場合に比べて 0.3 % 還元率が上がります。

年会費が 1,000 円以上割引!

マイ・ペイすリボの設定をしておくと、カードの年会費が約 1,000 円は安くなります。 代表的なカードですと、ANA VISA カードの場合 975 円割引、ANA VISA Suica カードの場合は 1,249 円割引になります。

ボーナスポイントとは異なり、マイ・ペイすリボの「設定をしておくだけ」で年会費の割引が適用されます。 そのため、カードの利用限度額 = マイ・ペイすリボの設定金額としておくと、必ずカードの支払い額がマイ・ペイすリボの設定額を下回り、手数料がかかる事はありません。 そうすると、今までと全く同じように ANA カードを利用するだけで年会費を安くすることができます。

ANA カードの種別毎の割引額は三井住友の公式ホームページから確認できます。

www.smbc-card.com

マイ・ペイすリボのススメのまとめ

マイ・ペイすリボのメリットを 2 つ紹介しましたが、いかがでしょうか? マイ・ペイすリボの仕組みを理解してしまえば、特に危険な事は少なくメリットが目立ちます。

年会費が割引になるメリットでも紹介しましたが、マイ・ペイすリボの設定金額とカードの利用限度額を同じにしてしまえば、マイ・ペイすリボの手数料を支払う事なく、年会費が丸々割引されます。

Web 明細サービス (Vpass) に登録してしまえば更に 500 円年会費が安くなるので、ANA Visa Suica カードであれば年会費が 251 円 + 税金 (消費税 8% だと 271 円) でカードを維持することができます。 ANA Visa Suica カードは、毎年 1,000 マイルが更新ボーナスで貰えるので、1 マイル = 1 円で計算したとしても、729 マイルがもれなく貰えることになります。

手数料を 1 円にする方法はインターネットで「マイ・ペイすリボ 1円」など検索するとやり方が出てきます。 実際にやることはいたって簡単なのですが、検索すると出てくる記事だとやたらと細かい数字が書いてあって、面倒に見えて取っ掛かりにくいんですよね。。。

私のやっている事も後々に記事にしていきたいと考えていますが、今すぐやりたいという方は、インターネットで検索して実践してみてください。 実際に手数料 1 円でボーナスポイントを貰っていると、こんな具合でボーナスポイントがガンガン貯まります。

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[2] のプレミアム・ボーナスポイントが 1 円の手数料支払いで貰えるポイントです。 1 ポイント = 3 マイルで交換できるので、11,963 × 3 = 35,889 マイル分のボーナスポイントが追加で貯まっています。

ボーナスポイント自体は、前年の支払い金額に応じて貰えるポイントもいくらか入っているのですが、35,889 マイルをマイ・ペイすリボのボーナスで貰ったと仮定します。これだけのマイルを普通に貯めようと思うと 358 万円の買い物をしないといけません。 しかし、マイ・ペイすリボの設定と毎月 1 円の手数料を払うことで、これだけのマイルが追加されます。 2年半ぐらい貯めているので支払った手数料は約 30 円ぐらいでしょうか。 約 30 円で 35,000 マイルです。 いかがでしょう、頑張りたくなりませんか?

ANA VISA カードを利用されている方は、ぜひマイ・ペイすリボを設定してマイルを効率良く貯めて、マイルを使って旅行へ出かけましょう。

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