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意外と紛らわしい航空券の予約と発券の違い

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飛行機の航空券を買った時に、意外とわかりづらい単語が多く出てきて困った事はないでしょうか。 よくわからない言葉が出て来ると、このまま進めてしまって良いのかな? とかなり心配になってきてしまいますよね。

そんなわかりづらい言葉の一つに「予約」と「発券」があります。 私も始めはこの違いがわからず困ったものです。今回はこの「予約」と「発券」の 2 つの単語の違いについて説明をします。

航空券の購入から乗るまでにやること

まず最初に航空券を手に入れて、当日飛行機に乗るまでにやらなければならない事を説明します。 旅行に行こうと思い立って飛行機に乗るまでには、大まかに次の図に書いてある事をする必要があります。

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図: 航空券の購入から乗るまでのフロー

  1. 空席確認
  2. 予約
  3. 発券
  4. 搭乗

空席確認と搭乗は比較的わかりやすいのですが、予約と発券の違いが分かりにくいです。

予約

予約とは、フライトの座席を一時的に確保している状態を指します。

例えば飛行機の座席が残り 10 席だけ空いていたとして、一人分の座席を予約すると、他の人が空席確認で見える残りの座席数は 9 席になります。 年末年始などの繁盛期に航空券を一時的に確保するためには、ウェブサイトから航空券を「予約」状態にできれば他の人に座席を取られてしまうことはありません。

また、このブログで紹介している「マイルの貯め方」で貯めたマイルを使って特典航空券を取得する場合も同じです。 特典航空券の「予約」が取れてしまえば、他の人に予約が取られてしまうことは無いので、予約さえまずは取れてしまえば問題はありません。

予約は座席を一時的に確保するだけ

先に書きました通り、予約は「一時的に」座席を確保している状態です。 一時的にと言っている理由は、航空券代金の支払いを発券の期限までに行わないと、予約が自動的にキャンセルされてしまいます。 予約がキャンセルされると確保していた座席が他の人から見ても「空席」に戻るので、他の人が同じ航空券を予約できる様になってしまいます。

発券期限は航空券種別によって変わってきます。格安航空券や PEX 航空券ですと予約から 72 時間以内や 7 日以内であったり、正規航空券ですと搭乗前日までです。 航空券種別とは何かの詳細は次のページで紹介していますので、そちらをご覧ください。

dokokahe-go.hatenablog.com

予約中はキャンセル料は発生しない

予約の状態では、航空券をキャンセルしてもキャンセル料は発生しません。 自分でキャンセルした場合でも、発券期限までに支払いをして発券をしなかった場合でも同じです。

繁盛期の良い時間帯の航空券ですと、予約開始してからすぐに空きがなくなってしまうことが多いです。 そのため、旅行に出かけるかどうか悩んでいるのであれば、予約状態のキャンセルはキャンセル料が基本的にはかかりませんので、まずは予約をしてしまってから発券期限までに考えるのもありだと思います。

発券

発券とは、予約した航空券の支払いを済ませて、航空券を取得する事です。

発券が済むと航空券は自分のものになるので、あとは当日に空港へ行って飛行機に乗るだけです。

キャンセル料は発券してからが対象になる

発券が済むと航空券は自分のものになるので、キャンセル料が必要な航空券種別であれば、発券後からはキャンセル料がかかってきます。

ちなみに、H.I.S や JTB といった旅行会社で航空券だけを購入した時に、予約時からキャンセル料がかかる事があります。 紛らわしいのですが、これは旅行会社のキャンセル料であって、航空券のキャンセル料ではないのです。

燃油サーチャージは予約した日にちの値段で計算する

国際線の航空券を購入する時には、航空券代の他に燃油サーチャージを支払う必要があります。 燃油サーチャージの値段ですが、予約をした日にちの燃油サーチャージが適用されます。 そのため、2 月と 3 月で燃油サーチャージが異なる場合には、支払いを 3 月にしようとも、2 月に予約をしていたら 2 月の燃油サーチャージで支払いをする必要があります。

航空券を購入時の支払い額の詳細は、次の記事で詳しく説明していますのでこちらをご覧ください。

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予約と発券のまとめ

航空券の支払いが済んでいるか済んでいないかによって、予約済みか発券済みが変わってきます。 この 2 つの違いで普段から意識する必要があるのは「発券後のキャンセルはキャンセル料がかかる」ではないでしょうか。 国際線ですとキャンセル料が数万円する事もあるので、予約はすぐにしてしまっても問題ないですが、発券する前には注意が必要です。

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